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  ラングドン・ウォーナーの写真

ラングドン・ウォーナーの写真

2014年03月13日

ラングドン・ウォーナー(langdon Warner)は、一八八一年生まれ、ハーバード大学考古学科卒業後ボストン美術館に入り、明治三十九年(一九〇六年)七月、日本古美術研究のため来日、岡倉天心の指導を受けた。五浦の天心邸に滞在し、また奈良の新納忠之介宅に寄寓して、日本古美術の研究にあたった。帰国後は、クリーブランド美術館、ペンシルバニア美術館に勤務し、ハーバード大学附属フォッグ美術館東洋部長となった。「不滅の日本芸術」「推古彫刻の研究」などを著した。また第二次大戦中、日本文化財リスト(いわゆるウォーナー・リスト)を軍に提出して、その結果、奈良・京都の文化財が戦火を免れることに寄与した。