美術思想家・岡倉天心は、1905年に現在の北茨城市五浦に六角堂を構え、その後日本美術院を移すなど、五浦の地を拠点に日本美術の振興や国際的な活動を展開しました。また、各界の名士を招待した「仲秋観月会」を開催していました。このことを偲び、茨城大学五浦美術文化研究所では、長年にわたって「観月会」の名を冠した展覧会などの多彩な催しを開いています。
今年度は、五浦日本美術院岡倉天心偉績顕彰会主催の『第25回 天心サミット in五浦』がコロナ禍による度重なる中止を乗り越え、北茨城市で開催されます。そこで、研究所の共催事業として、天心遺跡(六角堂)を会場とした『観月会2023特別展示 山本基展「時を纏う」』を開催いたします。
ぜひお誘いあわせの上、ご来場ください。
詳しくはPDFデータをご覧ください。
観月会2023 特別展示 山本基展 「時を纏う」
会 場:茨城大学五浦美術文化研究所
会 期:2023年10月21日(土)、22日(日)
開 館:午前8時30分~午後5時00分(入場は午後4時30分まで)
入場料:400円(中学生以下は無料)
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現代美術作家・アーティスト
山本 基 – Motoi Yamamoto - HPリンク
山本 基 – Motoi Yamamoto - HPリンク
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特別展示を開催いたしました
観月会に先立ち、天心記念館、六角堂にて特別展示を開催いたしました。
作品名:時を纏う(Shrouded in Time)
サイズ:92×62cm
素材:アクリル絵の具、鏡、木製額
制作年:2023年
観月会では、六角堂内で山本さんの公開制作も行います。
是非、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
令和5年9月8日
更新 令和5年10月26日
茨城大学五浦美術文化研究所